博物館・水族館
立体造形、環境造形の製作分野で、様々な面からリアルさが要求される博物館、水族館の展示。 博物館であれば、学術的な面から展示物をより自然な風景の中で見せるために、擬岩や擬木だけでなくレプリカ・オブジェ・サイン等の造形物に力を入れる必要があります。また、水族館などでは、展示、研究としての役割のほかにも、飼育される生物を傷つけず、ストレスを感じないように仕上げることが求められます。以下にて、アトリエ・ティーエムバーガーの技術力をご確認ください。
呉市海事博物館大型タンカー模型
納期 | 2カ月 |
成型 | モルタル(一部FRP成型) |
制作施工にあたり、現物のタンカーと同じ内部構造を持つ施工図面を作成。 スクリューにおいては、実物を確認したうえで、施工図面を起こして製作(FRP)を進めました。制作・組み立て段階においても船首にかけての三次曲線をいかに忠実に再現するかに神経を使い、試行錯誤を重ね、最終的にお客様にもご満足いただける模型をご提供できました。
葛西水族園
葛西水族館の展示を製作。海中で自然に浸食されたように見せる擬岩の設置とエイジング、ヒトデなどのレプリカ設置などリアルな景観を再現しています。
また、擬岩のエッジなどで魚体に傷がつくことのないよう配慮を凝らしています。
しまね海洋館アクアス・コーラルリーフ
しまね海洋館アクアス・コーラルリーフの展示を製作。水槽奥壁はグラデーションにより奥行きを出し、広い海を演出しています。
@は擬サンゴ製作物 Aは水槽に擬岩を設置しているところ Bは設置した擬岩にエイジングをしているところ Cは擬サンゴを取り付けたところ Dは注水中 Eは注水完了、まだ魚は入っていません。