擬岩・擬木
擬岩・擬木とは、文字通り岩や木をかたどった立体造形物のことです。
テーマパークや動物園、水族館で自然に近い景観を演出するために配置されるのが、この擬岩・擬木。皆様も色々な展示物のなかで目にしたことがあるのではないでしょうか?こちらではそうした擬岩・擬木における立体造形・立体看板 アトリエ・ティーエムバーガーの施工技術をご紹介してまいります。
擬岩・擬木とは?
擬岩は文字通り岩を模した造形物で、ロックワークとも呼ばれ、主にモルタルにガラス繊維などを混ぜ込んで造る「GRC」という工法(GRC擬岩・擬木)と、コテやハケなど特殊な道具を用いた「カービング」という工法(モルタル擬岩・擬木)があります。その中でも特殊な型「バージロールパッド」を用いたものはより一層リアルな表現を可能にしています。このほかに軽量素材として、プラスチックにガラス繊維を混入させた「FRP」という素材を「バージロールパッド」で特殊加工したパネル工法(FRPパネル擬岩・擬木)もあります。
当社では、特にパネル技術を生かし、現物から精密な型取りをしたうえで、特殊なエイジング塗装(コケ表現、風化表現)により、ある意味では本物よりもリアルと言われるほどの立体造形物による景観をつくりあげています。
主な種類と特徴 (標準的な施工)
・GRC擬岩・擬木 : 強靭、リアル、耐久性に優れる、比較的重い(60〜80kg/u)、不燃
・モルタル擬岩・擬木 : 強靭、そこそこリアル、耐久性に優れる、比較的重い(60〜80kg/u)、不燃
・FRPパネル擬岩・擬木 : リアル、軽量(10〜15kg/u)、叩くとプラスティックの音がする、燃える
・FRP擬岩・擬木 : そこそこリアル、軽量(10〜15kg/u)、叩くとプラスティックの音がする、燃える
※デスロック : 水槽用の擬岩で微生物の未着床の岩。
擬岩・擬木設置例
こちらでは、現在までに当社で工事・施工した擬岩・擬木の展示されている様子をご紹介しております。 リアルを追求する、当社の再現力をご覧ください。
現在まで当社が手掛けてまいりました、擬岩を用いて造られた創造物バージロックのご紹介です。
現在まで当社が手掛けてまいりました、擬木を用いて造られた創造物のご紹介です。